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2024.09.18
2024年、動画編集だけで食っていけるのか!?
2024年、動画編集だけで食っていけるのか!?
都会の喧騒や時間に縛られる生活から離れ、自然豊かなこの島で新たな生活をスタートさせたことにより、私の人生は大きく変わりました。
そんな働き方を目指す人が増えてくれたらいいなと思い、日々YouTubeなどで動画を発信しています。フリーランスを目指す方や映像・写真に関心のある方は、ぜひチャンネル登録してください!
さて、今日は「2024年動画編集だけで食っていけるのか?」というトピックについてお話しします。
【目次】
【動画編集だけでは厳しい現状】
フリーランスで動画編集者を目指す方も多いですが、正直なところ、動画編集だけで食べていくのは難しい時代に突入しています。副業としてはまだまだ案件が多いですが、専業でやる場合はかなり厳しい状況です。特に動画編集者として求められるのは、編集スキルだけでなく、ディレクションや企画力まで兼ね備えたスキルセットです。先日参加したセミナーでも、「ディレクターまでできる編集者」が今後求められると言われていました。
動画編集の仕事自体はたくさんありますが、一人でこなせる量には限界がありますし、単価もそれほど高くないのが実情です。そのため、生産者としての立場に甘んじるのではなく、いかに自分のクリエイティブな面を発揮できるかが重要になります。
【動画編集者と動画クリエイターの違い】
ここで、動画編集者と動画クリエイターの違いについてお話しします。動画編集者は、基本的にクライアントから渡された素材と指示書に従って、編集作業を進める立場です。特にSNS向けの短い動画の編集が多く、YouTubeの長尺動画でも1本あたり2万円〜3万円程度の単価となります。
一方、動画クリエイターは、企画段階から撮影、編集、さらには投稿までを自分で行うことができます。クリエイターの単価は50万円〜100万円ほどに達することもあり、自分のスキル次第で収入を大きく伸ばすことができます。つまり、動画クリエイターは「自分自身の意思やクリエイティブなアイデア」を反映させる仕事ができるのです。
動画編集者が「ロボットのように指示された仕事をこなす」存在であるのに対して、動画クリエイターは「自分の意思を反映させた作品を作る」立場です。フリーランスとして働くのであれば、どちらの道を選ぶかが今後の成功に大きく影響するでしょう。
【フリーランスの未来】
フリーランスとしての今後の展望についても考えています。人の案件ばかり請け負う「下請け型」のフリーランスと、元請けとして仕事を受ける「自立型」のフリーランスで、大きく分かれていくと感じています。組織を持っているフリーランスや、チームで動いている人たちも増えており、こうした形態の違いが、今後のキャリアに大きな影響を与えるでしょう。
フリーランスの仕事には波があり、同じような仕事を繰り返していると年々不安が募ります。特に「変化」がないと、将来に対する恐怖を感じることが多くなります。私自身、仕事の合間にYouTubeを撮影したり、投資にお金を回したりして、未来に向けた準備をしています。
【自分の強みを活かして差別化を図る】
最後に、映像で稼ぎたい方へのアドバイスです。
「自分の強みや個性をタイトルとして打ち出す」ことが非常に重要だと思います。
例えば、当社の場合は「宮古島の離島でブランディングやマーケティングができる映像クリエイター」という形で当社をブランディングしました。
これにより、映像制作以外の相談や仕事も舞い込んでくるようになり、結果として他のクリエイターと差別化できるようになりました。
何でもできるクリエイターよりも、「これが自分の強みだ」というものを明確にして、それを周りに伝えることが、案件獲得の鍵となります。自分の強みを活かし、地方でも活躍できるクリエイターになりたい方は、ぜひこのポイントを意識してみてください!
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